猫とワタシ

シャントゥーズCHISAの”PARIS,JE T’AIME” 

パリでジャズ歌手・小説家・翻訳家として16年・・・パリの楽しいこと日記です!

この記事のみを表示するフィレンツェの週末5:癒しのこの場所・この作品

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1A ST MARCE ANNONCIATION
フラ・アンジェリコ作「受胎告知」。






ミケランジェロ広場からフィレンツェの晴天パノラマを
堪能したあと、歩いて街へ下ります。




そして、旧サンマルコ修道院、サンマルコ美術館へ。






1A ST MARCO JARDIN







入り口には並ぶ列もない。
一歩足を踏み入れると、人影もなく、
静寂に包まれました。






1A CHAISES






回廊にしばし佇み、静けさを楽しみます。
やっぱり修道院なのです・・。




さて、一階にあるフラアンジェリコらの宗教画を見学。
やっぱり漫画の元祖のようなコマ作品もあります。




1A ST MARCO TABLEAU






そして、二階は修道士がちがその昔寝起きをした
小部屋なのですが・・・


上がりきったところで迎えてくれるのが、
ああ、この傑作。


フラ・アンジェリコの『受胎告知』。

子供のころ、美術の教科書に載っている芸術作品を見るのが好きでしたが、
中でも印象に残っていたのがなぜかこれでした。


いつか本物を目にすることがあるとは、
あのころは想像だにしなかった・・・
と、感慨深いものが。


素朴で優しい色使い、筆遣いのこのフレスコ画
の作者、フラ・アンジェリコは、
温厚な、天使のごとき人物だったゆえに、
フラ(英語でブラザー、僧の意味)・アンジェリコ(エンジェル)
と呼ばれたとのことです。







1A ST MARCO ROOM







その裏には僧の小部屋が続き、それぞれ内部に描かれた
フラ・アンジェリコと弟子たちによる
キリストの生涯のフレスコ画を見ることができます。
(ちょっとブラディな場面もあったりして、
こういうお部屋に当たったら怖い・・)


ミカエルの気になる、中世の楽譜なども展示されています。






1A ST MARCO PARTITION






さて、何の気なしに撮ったこの写真の展示品。
有名人のゆかりの品々らしいですが、
なんとそれは、

かの怪僧「サヴォナローラ」修道院長。




1A ST MARCO BUREAU
サヴォナローラの肖像と遺品の机。





この人についてちょっと説明しますと・・


十五世紀末、メディチ家の隆盛のもとフィレンツェ市民は
世俗的な喜びに溺れる日々を送っていました。
そこに禁欲的で清貧な生活への教えを説く僧が登場。
このサヴォナローラは演説の上手い、カリスマ性に
溢れた人だったらしく、当時のメディチ家当主ロレンツォの死、
フランス軍侵攻後のメディチ家追放などの混乱の中、威勢を誇ります。


しかし結局、もともと享楽的なフィレンツェの人々の禁欲生活も限界に達し、
教会改革を主張したサヴォナローラは法王から破門、
1498年、異端の罪で火あぶりの刑に処されました。
皮肉にも、以前彼が「虚飾の焼却」と称して本や贅沢品を焼きはらった、
シニョーリア広場において・・・。





1A ST MARCO FLOOR





が、今ではそんなエキセントリックな修道院長が
いたなんて想像もできない、穏やかな沈黙の流れる場所。

今回の旅で一番のお気にりとなりました。
傑作ぞろいの絢爛豪華な美術館巡りに疲れたら、
ぜひ訪れていただきたい場所です。








その日のマヤちゃんフォト



MAYA SOFA_modifié-1
フォト BY Mちゃん

「またフォトにゃ~ん?」
私たちの旅行中の猫シッター・Mちゃんも
あの手この手を使ってマヤのフォトをたくさんとってくれました。
ちょっとオネムになった時がシャッターチャンス。




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